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石川 高史; 伊藤 敬輔; 内藤 裕之; 伊藤 主税; 関根 隆
no journal, ,
福島第一原子力発電所の格納容器・圧力容器内の線計測を目指し、AlOの多結晶体にCrOを0.4%含有させたアルミナ蛍光板のシンチレーション光をフッ素を添加した高純度石英光ファイバで伝送することにより、1010Gy/hまで遠隔計測可能なシステムを開発している。線照射試験の結果から、アルミナ蛍光板の発光と光ファイバの発光とを分離して計測できる見込みである。また、アルミナ蛍光板厚さ0.1mm0.5mmの範囲で、厚さに対する発光量が概ね比例する結果が得られた。さらに、線量率の増加に伴い、アルミナ蛍光板の発光量も増加する傾向が見られ、発光量により線量率が測定できる見通しを得た。今後、この結果を踏まえ計測システムを検討し、試作機を製作してその性能を評価するとともに、耐放射線性を把握してシステムの適用性を評価する予定である。
山本 誠一*; 緒方 良至*; 河地 有木; 藤巻 秀
no journal, ,
チェレンコフ光は、ベータ線放出核種から放出された電子あるいは陽電子のエネルギーが物質中における光子の速度を上回るときに放出される微弱な光で、水中においては電子の運動エネルギーが約200keV以上で発生する。チェレンコフ光イメージングはこの発光を高感度電荷結合素子(Charge Coupled Device: CCD)カメラ等で撮像し、ベータ線放出核種の分布を得る手法であり、陽電子放出核種を用いた分子イメージングへの応用が、これまで報告されている。放射性セシウムはベータ線放出核種であるため(Cs-137: 最大エネルギー512keV(94.6%)と1.174MeV(5.4%)、Cs-134: 最大エネルギー658keV)、チェレンコフ光イメージングにより、高分解能な分布を得ることができる可能性がある。そこで高感度CCDカメラを用いた放射性セシウムのチェレンコフ光イメージングを試みた。